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ファンク

5月12日

 

 昼前、フォーティテュードバレーのレコード屋を物色。Butter Beats Record Storeというお店でソウル、R&B、ブルーズなどでかっこいい地元のバンドはないかとたずねたら、Kerbside Collectionというファンクバンドのレコードをかけてくれた。

 

かっこいいベースから始まり、ドラムが徐々に音量を上げて行き、サキソフォーンが鳴り始め、何度かループし、キーボードとエレクトリックギターが滑らかに合流してくる曲だった。曲が始まると、僕の膝はリズムを刻み、首が揺れ始め、トランペットの音が鳴るや否や、ブレインポリスたちは持ち場を離れ、踊りだした。僕の表情も昇天したような感じになり、その顔を店主に見せながらこの音楽が好きであることを伝えると喜んでくれた。

 

Kerbside Collectionは20代前半か、ひょっとしたら10代の最後くらいのような見た目である。生の演奏を絶対聴きに行く!

 

それから銀行と中華スーパーに行った。脳内では、Kerbside Collectionが鳴り続け、ルンルン気分で雑務をこなした。

 

銀行のお兄さんがインド系に見えたので、うまいインド料理屋をご存じないですかと尋ねると、たくさん教えてくれた。インド人ですかと訊くと、パキスタン人だよという返事が返ってきた。僕はすかさず、ウルドゥー語を勉強したいことや、明日マスジッドに行く予定であることなどを、ヒンディー語を交えて話しまくった。うれしそうなお兄さんはウルドゥー語の先生を探して連絡してあげると言ってくれた。最後にインシャー・アッラーアッサラームと言っておしゃべりを終えた。

 

宿に戻り遅い昼食の用意をしていると、昨日僕が作っていたトマトソースを見ていたイタリア人青年リカルドが、リゾットの作り方を教えてあげると言ってきた。もちろん快諾。リカルドは料理の免許を持っていて、いろんなところに旅行もしている。リカルドも中華スーパーで椎茸と木耳をよく買うと言っていた。リゾットは最高にうまかった。今後は麻婆豆腐を作ったくらいで偉そうにしないように気をつけようと思った。

 

6時30分からブリスベンのローカルフットボールコミュニティーに参加する予定だったので支度をして宿を出た。そのコミュニティーが行っているのはソーシャルフットボールというもので、エンジョイすることと友人を作ることを目的としたフットボールらしい。

途中、台湾人選手の顔面にボールをぶつけてしまい、彼のかけていた眼鏡が真二つになってしまった。通常のフットボールであれば眼鏡をかけることは禁止されているが、今回参加していたのはソーシャルフットボールであったので眼鏡をかけた選手が何人かいた。

 

何度も誤って、僕の眼鏡をあげると言いながら、汚い眼鏡を差し出してみた。「眼鏡のブリッジを接着剤でつければまだ使えるよ、不幸中の幸いだったね。」と、僕はアフガニスタン人の友達に眼鏡を折られたときに言われたが、今回そのようなことを台湾人選手に言うことはやめておいた。

多分、今回の眼鏡が破損してしまったケースは、誰も悪くないという解釈でいいのではないかと思う。

 

初めて参加したソーシャルフットボールは正直あまり楽しくなかった。どうせやるなら普通のフットボールがいい。

 

明日はいよいよマスジッド。インド料理屋で働くパキスタン人を見つけたい!