日本の影響

8月15日 

 

 4日間の日本滞在中に起こったこと。

 

 村の雰囲気は、革命を起こしたい村長のエネルギーに村の民たちが共鳴しているという感じである。しかし、どれくらい共鳴しているのかと言えば、不明である。僕自身も、今気づくことが多く、村における自分の行動を後悔したりしている。

 

 村では、とにかく何でも許される。だからそれをわかって、”lively up yourself”することが一つの目標ではないかと思う。日本社会においても、”lively up yourself”することが求められていると思う。もっと力を抜かなければ、この窮屈感からは解放されない。

 

 僕が持つ問題意識とは、以上に書いたようなことである。そしてこれから、目指す答えは路上にあると考えている。試したことがないからわからないが、路上で音楽を奏でれば、世界の本当の響きが返ってくるだろう。自分の肌全体で、世界を知覚することができるだろう。だから、これから3月までは、音楽を奏でることを日常の一部として行っていく。宿で、路上で音を鳴らし、いろんな人と話す。お金をせびる。どこにいようとこれを続ける。

 

 もう一つの答えへの道として、インド研究と語学を続けて行いたい。インド研究と語学の道を進むために、イスラエルに行きたいと思っている。インド研究に関しては、今まで通り、インド料理屋で勉強を続ける。僕のヒンディー語とインド料理屋での経験があれば、すぐに働ける場所が見つかるだろう。イスラエルヒンドゥー教のインド人が多いと聞く。そこで何が起こっているのか、ぜひ見てみたい。

 

 語学の道に関しては、「新たな言語に触れることをやめるべきではない。」と考えている。イスラエルのウルバンに学生ビザを出してもらい、学校をほどほどに、路上でヘブライ語を勉強する。僕のイスラエリー、ロシアンジュー、フレンチジューの友人たちは特に音楽に敏感な人たちである。Yemen Bluesを教えてくれたコーレン、「死んだミュージシャンしか聞かない。」というエリー、インド時代の友人でジャズドラマーのサーシャ。

 

 楽しそうなことが起きそうな雰囲気である。アラブ人たちと各国から移民してきた人々。文化に敏感な人々。政治、経済。それから歴史。これらをイスラエルの路上で感じたい。感じてもっと”lively up yourself”したい。  経済的な課題を解決し、イスラエルに関する情報をかき集め、計画を具体的にしていかなくては行けない。シドニーで起こっていることや、起こりつつあることをほどほどに、踊りながら計画を進めよう。